2026.05.14
ポッドキャスト「こどくのあわい #37」は以下より聴けます。
今回のゲストは、車椅子ユーザーとして日々を過ごしながら、長くテクノロジーと共に歩んできたこばさんです。
こばさんがテクノロジーとはじめて深く触れ合ったのは、高校生の頃。
ちょうどパソコンやインターネットが世の中に広がり始めていた時代で、「自由に駆け回ることはできないけれど、動かなくても便利なものが使えるなら使いたい」という素直な気持ちから、自然とこの世界に惹かれていったといいます。
紙に書くのが当たり前だった字が、画面で思い通りに操作できるようになる。買い物や銀行の用事も、家から出ずにできるようになる。といった感覚は、当時のこばさんにとって画期的な体験だったそうです。
車椅子そのものの進化にも、こばさんは助けられてきました。子どもの頃に乗っていた手でタイヤを回すタイプの車椅子から、電動車椅子になってからは電車に乗って東京などにも出かけられるようになりました。
仕事についても以前は会社員として決まった時間に出勤する生活を送っていましたが、いまは自宅でパソコンを使って働いていらっしゃいます。
「テクノロジーがあれば、車椅子かどうかはもはや関係なくなる」と語るこばさんの言葉は印象的でした。
市民活動団体にも前向きで学校に出向いて子どもたちに話をしたり、イベントを通して理解を広げたり。「大人になると聞きにくくなることでも、子どもは素直に質問してくれる。その小さな出会いひとつひとつが、いつか社会の変化につながるかもしれない」と、こばさん自身もこの活動から元気をもらっていらっしゃるそうです。
人前に出ること、誰かとつながりに行くこと——そうした「踏み出す」一歩について、こばさんは「無理に踏み出す必要はないと思っています。」「余白をつくることが大事」と話してくれています。
今回のエピソードが、「踏み出さなきゃ」と感じながらなかなか動き出せずにいる方にとって、自分のペースで社会とつながっていく選択肢を思い出すヒントになればうれしいです。
【次回の収録予定】
5/28 ゲスト お花ちゃん「メンタルヘルスと私の生活史」
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【収録場所】
サリーズベースカフェ(Sally’s Base Cafe)
岡崎市伝馬通5丁目66
【公開収録時間】
16:30~17:15
収録後はアフタートークもしていますので、お気軽にお越しください。
