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孤立をさせない ありのままを受け入れる 心のよりどころ 【カウンセリングボランティア ボラコ】

2023.11.14

こんにちは!岡崎在勤の“ゆう”と言います。
つなぎめライターとして、今回初めて取材をさせていただきました!

 

取材先として、岡崎市社会福祉協議会ボランティアセンターに登録する団体
カウンセリングボランティア「ボラコ」さまを今回ご紹介させていただきます。
※以下、ボラコと称します。

 

 

~ みなさんはボランティアと聞くと、どんなイメージを持たれますか? ~

 

私は“奉仕”や“お手伝い”のような、ちょっと背伸びした社会貢献活動という印象を受けます。
そんな私のイメージとは裏腹に、ボラコのスタッフの活動への想いや責任感が今回の取材を通してひしひしと感じられました!
そんなボラコの想いを少しでもみなさんに感じていただけるとうれしいです!

 

 

//// 以下、ボラコ 宮澤さんへの取材内容です ////

 

〇ボラコ 宮澤さんについて

昨今、子どもの不登校やひきこもりが増加し、それに加えて核家族化や人口減少、高齢化などにより悩みを抱えた子どもや親御さんが身近に相談できる環境が整っておらず、孤立してしまうことを危惧し、「そんな方々の力になりたい」とボラコの設立に尽力しました。

 

「どんな些細なことでも相談してほしい」と宮澤さんはおっしゃいます

〇ボラコについて

社会福祉協議会を通じて、民間のカウンセリング資格を持った方々が出会い、自らのスキルを活かし、悩みを抱える人たちの力になりたいと 2022 年 4 月にカウンセリングボランティア「ボラコ」を発足しました。

*ボラコとは、「ボランティア」とカウンセラーの略称「Co」を合わせた名前に由来しています。みんなが覚えやすく、言いやすい表現を心掛けたそうです。
私は「ボラコ」の名前がかわいらしく、親しみも感じました!

 

ボラコのロゴマーク

 

〇ボラコの活動

主に相談者への無料のカウンセリングを行っています。(一回 50 分)
現在、男女 6 名のスタッフで運営しており、相談者の悩みに応じて適したスタッフが対応するように努めていますので、安心して相談をすることができます。

※相談者は 40~70 代まで幅広く、子育てや学校や職場の人間関係など悩みは多岐にわたります。

「どんな小さな悩みでも一人で抱え込まずご相談ください!」とのことです。

 

相談室ではプライバシーの守られた空間で相談ができます

 

〇ボラコが心掛けていること

相談者の良いところや頑張っているところを言葉にしてお伝えし、相談者自身が悩みを整理し、自らの力でこころの鎖を外せるようにスタッフはそっと支える役割に徹しています。

 

他にも以下のような想いで活動に取り組んでいます。
・経済面や心理的負担から相談がしづらいと感じている方に対し、相談しやすい環境づくり
・相談者の“ありのまま”を受け入れ、尊重し傾聴をする
・相談者とカウンセラーという関係ではなく“一人の対等な人間”として接する
・相談者に安易なアドバイスや問題解決の提案をしない

 

〈一見何気ないように感じますが、私自身は相談をされると自分への優越感を優先して最後まで相手の話を聞かずにアドバイスや自分の意見を押し付けてしまった経験があります。ボラコではきちんと相談者の話を受け止めてくれますので、安心して相談をすることができると感じました〉

 

〇ボラコの今後の活動目標

悩みを抱えた方が決して孤独にならず岡崎市民の方と繋がり、笑顔になっていただくことです。
何か問題を抱え孤立をしてしまう前に、いざという時に繋がれる・助けを求められる場所や情報を周知させたいとの思いから、
身近な人に相談しにくいあるいは共感が得にくい悩み(不登校やひきこもり、家庭の問題、病気などの様々な悩み)を持つ方に対し、
各種相談窓口を紹介する相談説明会のようなイベントを計画しています。

 

〇ボラコから悩みを抱えている方々へ

「“誰にも共感してもらえない” “話す場がない”と生きづらさを感じている方、
“笑われてしまうかも” “こんな些細なことで相談したくない”など不安を感じる方は
ぜひボラコへ相談してください。」と宮澤さんはおっしゃいます。

ボラコとは、お一人お一人さまざまな不安や悩みを優しく受け入れてくれる“心のよりどころ”であると、私は感じました!

 

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〇最後に<つなぎめライターの所感>

私が今回の取材を通して、宮澤さんの印象に残った言葉が2つあります。

 

私「このボランティアの“やりがい”は何ですか?」
宮澤さん「相談者が最初は暗い表情をされていましたが、カウンセリングの終わりには緊張がほぐれ、笑顔が見られたことです。」

 

私「悩みを抱えている方へのメッセージを」
宮澤さん「決して孤立をしないでほしい!ボラコに限らず、どこか誰かに繋がる努力をしてほしい」

 

こうした宮澤さん言葉の中に、悩みを抱えている方へ真摯に向き合う姿勢や使命感。
そしてボランティアという域を超えた責任感などの内に秘めた強い想いは、
今回の短い取材時間でも私は感じずにはいられませんでした!

 

~ もし今現在、悩みを抱えている方で誰かの助けを必要としていたり、

誰かに話すことをためらっている方は、一度ボラコへ尋ねてみてはいかがでしょうか?

あなたの力になれる方々に出会えるかもしれません ~

 

ボラコのパンフレット

 

岡崎市社会福祉協議会ボランティアセンター ふれあいルーム(どなたでも出入り可)

 

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〇カウンセリングボランティア ボラコへのお問合わせ

《お問合わせ先》岡崎市社会福祉協議会 ボランティアセンター

《受付時間》午前9時~午後5時

《T E L》0564- 47-7955

《F A X》0564- 47-7956

《ボラコ公式ブログ》 https://ameblo.jp/204-bor7aco-122/