2023.10.30
みなさん、はじめまして!
岡崎1(いや、愛知1!?) のズボラて〜げ〜主婦、あさやんです。
(“て〜げ〜”とは沖縄方言でテキトーという意味です)
今日は、私が子育ての行きづまりから脱出した時の話をしたいと思います。
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突然ですが、、
あなたは【孤育て】(こそだて)という言葉をご存知ですか?
【孤育て】とは…
《「子育て」のもじり》
夫や親族の協力も得られず、
近所との付き合いもなく孤立した中で母親が子供を育てている状態をいう。
[補説]核家族化、少子化が進む中で生じた社会問題。
(※コトバンク様より引用)
…だそうです。
先ほど少し触れましたが、
岡崎1のズボラて〜げ〜主婦の“て〜げ〜”は沖縄言葉なんですね。
そうです、私は沖縄出身。
出稼ぎで愛知県へやってまいりました。
本当は半年で帰る予定でしたがなんだかんだ居残ってしまい、
ここで結婚しました。
そこから妊活、不妊治療に至るのですがその話はまた機会があれば。
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欲しくて欲しくて出来た子。
念願の我が子。
しかーし!!
いざ生まれてみると想像していた以上に大変で…。
一番子育てが辛かったのは、生後5ヶ月頃だったでしょうか。
赤ちゃん寝てくれない問題の発生です。
赤ちゃんが寝ない イコール 私も眠れない。。
しかも、ただ“寝てくれない”だけならいいですが(いや、よくないけど)、
眠たいのにうまく入眠できない赤ちゃんは泣きグズり、そして暴れます。
抱っこで揺らそうと思ってものけ反ってイヤがり、
子守唄ももちろん耳に届かないほど泣きわめく。
火がついたように暴れる赤子を
必死でどうにかこうにかなだめる夜が続いておりました。
“お願い、夜にならないで!”
そう願わずにはいられない日々でした。
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【街の小さな洋裁教室】
素敵なキャッチコピーだと思いませんか?
なんだかほんわかしてて、可愛らしい印象があって。
私が通っている洋裁教室はまさにこのキャッチコピーが似合う教室でした。
リズミカルなミシンの音と穏やかな先生の声。
心地よい空間です。
そもそも、
私が洋裁教室へ通いだしたのは、産休に入った翌日でした。
「これから暇になるなぁ〜」となんとなく検索をかけたのがキッカケです。
体験コース → スタイ作り
(※現在の体験コースはスタイ作りではないようです)
…とあったので、
“生まれてくる赤ちゃんにちょうどいいじゃん!”と思っての事でした。
もともと器用ではない私。
なんとなく形になればいいかな?くらいで思っていたものが、
先生の丁寧な教えとサポートのおかげで大満足のスタイが仕上がり、
私はいつも以上に上機嫌!
自宅に戻ってからも完成したスタイを眺めてはニヤニヤしたものです。
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ここで少し、洋裁教室の先生のご紹介を♪
【H.Sisters工房】という名前に
sisters(シスターズ)と入っているように、姉妹でスタートした洋裁教室です。
主に洋裁を教えるお姉さんのhitomi先生は現役の服飾専門学校の講師!
しかも、話を聞けば
独身時代はデザイナーのお仕事をしていて、
生地の買い付けとかで海外を飛び回っていたとか!!
プロフェッショナルな技術を持つ先生に習えるなんて嬉しい!
と、感激したのを覚えています。
そんなhitomi先生の妹、nanaさんはアクセサリー作家であるとともに、
この洋裁教室の広報担当でもいらっしゃいます。
聞くところによると、この洋裁教室を始める事になったのは
nanaさんがhitomi先生の背中を押したからだとか!
たまにnanaさんも教室へ顔を見せに来てくれますが、
明るくハキハキとしていてhitomi先生とはまた違った雰囲気。
2人の魅力が融合した洋裁教室です。
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そんな洋裁教室で得られること。
それはやはり【達成感】ではないでしょうか。
子育てに正解はない。
あれやこれやとその子に合う方法を探しながら進んでいくもの。
これで合ってる?本当にこの選択で良かった?
と模索する日常に【達成感】は感じにくい。
それどころか、
ダメな自分を目の当たりにし自信喪失、自己嫌悪、そんな毎日です。
それが、
洋裁を通して1つ1つの工程を丁寧にこなし、徐々に形になっていく自分の作品を見ては
“私でもやれば出来るじゃん!”とメンタルを立て直すことが出来ました。
それに加えてもう1つのメリット、
私が救われた最大のポイントは、やはり先生や同じ生徒同士の交流です。
孤独な子育てをしていた時、
児童館やサークル等に行けばいいじゃん!って思う方もいらっしゃるでしょう。
確かに、そうかも知れません。
しかし、
私はもうすでに疲弊しすぎていてそこへ行く気力は残っていなかったんです。
ニコニコ笑顔を作る気力は皆無。
それに、
そういう場所へ行くと会話の内容はやっぱり子どもで…。
良い母親を演じなきゃ!
そう思えば思うほど、良い母親ではない自分を感じてしまう…。
なので、
先生との
「昨日あのドラマ観ました?」とか
「学生時代はどんな部活してました?」など
他愛ない世間話や、同じ生徒さん同士の作品の見せあいなど、子どもが中心ではない会話にホッとしました。
母親なのに赤ちゃんの機嫌をうまくとれない私、
赤ちゃんにイライラしてしまう私、
なんてダメな母親なんだ…
と、落ち込むことも少なくなり
たまに落ち込むような夜があっても、
“明日は洋裁教室だから大丈夫、1人じゃない”
と思え、気持ちの立て直しが早くなったのです。
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では、
洋裁教室にいる間、赤ちゃんはどう過ごしていたのかと言うと、、
先生がハイローチェアを用意してくださっていたので、
それをお借りして寝かせていました。
ミシンのそばまでハイローチェアを寄せて、赤ちゃんに負担がかからないように顔が見える位置で作業を進められて私も安心。
泣いている時は先生が抱っこをしてくれて寝かしつけをしてくれた事もあったんですよ。
私と夫以外の腕ですやすや眠る我が子を見るのは
とても新鮮でした♪
どうしても泣き止まないときは授乳をし、
赤ちゃんが落ち着いてから作業に戻ることも。
他の生徒さんにご迷惑がかかるんじゃないか…
と最初は気になったのですが、
皆さん優しく受け入れてくださって
和気あいあいと時間を過ごすことが出来ました。
泣いている時は先生が抱っこをしてくれて
寝かしつけをしてくれた事もあったんですよ。
私と夫以外の腕ですやすや眠る我が子を見るのはとても新鮮でした♪
どうしても泣き止まないときは授乳をし、赤ちゃんが落ち着いてから作業に戻ることも。
他の生徒さんにご迷惑がかかるんじゃないか…
と最初は気になったのですが、
皆さん優しく受け入れてくださって和気あいあいと時間を過ごすことが出来ました。
ハイローチェアで寝ていた我が子も、
月日が経つに連れハイローチェアからおんぶに変わり、
現在はハイハイで教室中を動き回っております。
つかまり立ちで背伸びをしながらミシンに手を伸ばしてくることも♪
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hitomi先生に、
「育児から救われた私のこの経験を知ってもらいたいので
つなぎめライターとして洋裁教室のことを記事に書かせて欲しいです!」
と取材を申し込んだところ、
「実は私も、ママたちのための
そういう場所にもなれたらいいなって思っていました」
と快くOKのお返事をいただきました。
hitomi先生も一児の母でもあります。
だからきっと育児の大変さ苦悩も知っていて、
洋裁教室を通してママの力になりたいと
考えていてくださったようです。
「最初は、ハサミや針など
危険なものがあるからどうしよう…と思ったけれど
でもそれは手の届かない場所に置いたり
工夫すればいいんじゃないか」と
すぐに思い直したそうです。
ツラい気持ちも、子育ての本音の部分も、
hitomi先生になら正直に吐き出してもいいかな…
と思える安心感のある存在です。
子どもを連れて通える自分の場所。
そういう場所はなかなか少ないように思います。
もし今あなたが子育てに悩んでいたり、
もしくは、子どもがいても
自身のスキルアップを考えているなら
【街の小さな洋裁教室】で
新しい人生のドアが開くかも知れません。
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H.Sisters工房 洋裁教室
場所:岡崎市 南公園から徒歩5分(予約時に場所をお知らせしてもらえます)
HP:https://h-sisters.jimdofree.com/
インスタグラム:@h.sisters282